【SMシングルレート S4】メガポイズンリレー【最高1999】
閲覧ありがとうございます。
S4お疲れ様でした。
今期の終盤には勝てなくなりレートを溶かして解散しましたが、序・中盤といくつかのオフで使用し結構強かったなと感じたので、メモとしてでも記事に残したいと思います。今回も他人様の構築をベースに組んで見たものですが、自分の組んだ構築の補完では納得いくものが無く、常に試行錯誤していました。正直最高レートを出した時、勝ててた時も欠陥があったと思います。試行錯誤した補完の並びも書き少し長めの記事かもしれませんが、目を通して頂けると嬉しいです。
<構築経緯>
メガバシャーモを使いたいというところから始め、S3終了後に様々な構築記事を漁っていく中でGOLDEN DARKNESSさんの記事を見つけた。個人的に自分のやりたい事をして勝っていく構築が好きなのでとても使ってみたいと思った。素早さや耐久面からバシャーモをメガにすれば強いのでは?と思い(参考構築の当時はメガ未解禁)補完枠は自分なりに考えてみた。
改悪!メガポイズンリレーと言ったところである。
GOLDEN DARKNESSさんの記事↓(許可を取っていないので問題があれば消します。)
<並び①>※最高レート時
<成績>
SMシングルレート シーズン4 中盤1999
第35回京大カップ 予選7-0 本戦0-1※
※当時はメガバシャーモが未解禁だったので炎Zバシャーモで使用した。
真皇杯関西予選① 予選5-5
マッチング画面でボヤけたので対戦画面のもの。
<大体のコンセプト>
GOLDEN DARKNESSさんの記事にある通り選出は、ほとんど同じでペンドラーから始動し、毒ボルトで荒らして、ラス1で詰める。
最高レートを出した時の並びでの選出は
ジャローダは出しません。
<構成>
ペンドラー@気合の襷
性格:陽気 特性:加速
137-123-137-x-90-180 (12-20-220-0-4-252)
地震/毒々/毒菱/我武者羅
調整はGOLDEN DARKNESSさんのもの。襷で行動保障を持たせ、ほぼ確実に毒々+毒菱と毒菱パの始動を遂行する。相手が一度でも隙を見せれば我武者羅で削ることも可能であり、指数受けポケモンにも無理やりな削りを入れることができる。また6世代での教え技かつペンドラー自体あまり見かけないので知られておらず活躍する場面が多かった。構築の並びにジャロバシャマンダと並べる事で、影分身バトンの対策として、初手から出てくるカプ・コケコ、滅びゲンガーを1加速で2ターン目に上をとりながら地震で処理できる。処理した後も相手の後続に先制技等が無い限り我武者羅でほぼ機能停止に持ち込むことが可能。
相手の初手に鋼タイプや先制技持ち高火力のポケモン、ペンドラーに大きなダメージを与えてこない耐久ポケモンが来ると厳しかった。(ハッサム、ギルガルド、メタグロス、テッカグヤ、ミミッキュ、アシレーヌ、ゲッコウガ...etc)
不利対面は、とりあえず毒菱を撒きあわよくば我武者羅で削りを入れてから後続で処理をしてポイズンリレーを始めた。
バシャーモ@対応メガストーン
性格:陽気 特性:加速→加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/守る/身代わり
175-193-100-x-100-167 (156-102-x-x-x-252) ※メガ時
守るでテテフの超Z耐えまでHに振った最速メガバシャーモ。炎Zより瞬間的火力は劣るが、常にある程度の火力と素早さと耐久面があるのでメガで運用した。苦手な相手も毒菱を踏ませれば守ると身代わりでスリップダメージを入れ圏内に持ち込んだ。
ボルトロス@食べ残し
性格:図太い 特性:悪戯心
10万ボルト/毒々/守る/身代わり
181-x-128-145-111-131 (212-x-212-x-84-x)
調整はGOLDEN DARKNESSさんのもの。構築で重いテッカグヤやボーマンダ等の積みエースストッパーで毒菱パに必須のポケモン。ギャラドスに毒々を打ってはいけない。
初手テッカグヤが来て身代わりを残されペンドラーが毒菱を撒くだけで退場しても、身代わりが テッカグヤの火炎放射、ヘビーボンバーを耐えるため後投げが間に合う。
今シーズンはカバルドンが多かったので少し厳しい試合が多かった。
ボーマンダ@対応メガストーン
性格:意地っ張り 特性:威嚇→スカイスキン
171-216-150-126-110-172 (4-252-x-x-x-252)
恩返し/火炎放射/竜の舞/身代わり
S3で使用した小学生マンダ。主に受けループとドヒドイデ、フシギバナ入り等に出し、た。初手ペンドラーから毒菱を撒いて入ればマンダの起点を残したままペンドラーが退場することがほとんどなので、そこから全抜きを狙う。
ミミッキュ@ゴーストZ
性格:陽気 特性:化けの皮
131-142-100-x-125-162 (4-252-x-x-x-252)
ゴーストZ最速ミミッキュ。最初は意地っ張りで使っていたがラス1ミラーで負ける事が多かったので最速にした。火力不足が心配されるが耐えられても毒のダメージと影打ちで処理できたので、あまり問題なかった。ペンドラーが我武者羅で相手をHP1にして退場したところに、ボルトロスでは上を取れないので後投げして影打ちでトドメをさすことが出来た。その場合ボルトロスが裏に残るので不利対面が生じた時にボルトロスを後投げする。もしくは鋼の場合はバシャーモが裏に居るので出来るだけ負荷をかけてから退場した。
ジャローダ@拘りスカーフ
性格:臆病 特性:天邪鬼
リーフストーム/目覚めるパワー地面/竜の波動/蛇睨み
50-×-115-127-116-181 (x-x-x-252-4-252)
地雷枠兼飾り枠。ジャロバシャマンダと並べる事で相手に影分身バトンを警戒させ、初手から最速ボーマンダ、カプ・コケコ、滅びゲンガーを誘い、また初手カプ・レヒレとカバルドンを牽制した(つもり)。選出はしなかったが、あわよくばラス1スカーフリフストで全抜きする可能性も加味して、このような構成になった。
<並び②>
④⑤⑥枠目をコロコロ変えて潜っていた。
①
②
③
④or
⑤ or
⑥ or
<構成>
ゲッコウガ@命の珠
性格:臆病 特性:変幻自在
悪の波動/冷凍ビーム/草結び/目覚めるパワー炎
148-x-87-155-91-191 (4-x-x-252-x-252)
重いカバルドン、ボーマンダ、クレセリア、メタグロスを嫌って投入した。目覚めるパワー炎は対ナットレイ。気合の襷を持たせたかったがペンドラーに取られているため命の珠で火力を上げエースとして運用した。
ギルガルド@ゴーストZ
性格:控えめ 特性:バトルスイッチ
シャドーボール/影打ち/キングシールド/毒々
167-63-170-112-170-80 (252-4-x-252-x-x) ※シールドフォルム時
ペンドラーを無理やり出すようにしていたが、明らかに出しにくい構築やクレセリアに対して強いと思い採用した。あまりにZを持っていることが浸透しているポケモンなので、ポリゴン2等のノーマルタイプに引かれた際の有効打として毒々。またZ+影打ちで一体処理した後に毒を入れて、守る身代わり要員に繋いだりした。
カビゴン@バンジの実
性格:意地っ張り 特性:食いしん坊
254-145-117-x-142-51 (148-12-252-x-92-4)
恩返し/炎のパンチ/呪い/リサイクル
調整はこちら
テッカグヤ、ハッサム、カミツルギへの有効打として地震を炎のパンチに変更している。
ペンドラーで毒々+毒菱で退場した後、ボルトロスを出し1体処理した後、ボルトロスに出てくる浮いているポケモンに対して毒々を入れた際に、ボルトロスが相手に処理されれば、猛毒状態のポケモンvsカビゴン対面が出来、カビゴンが積んでいるだけで相手を処理でき、積み終わったカビゴンvs相手のラス1ができる。相手が補助技を選べばそのままボルトロスの守る身代わり毒ハメで処理できる。
単体性能が非常に高いので、相手が毒状態というデメリットがある状態では積みながら回復しているだけで相手が削れていき滅法強かった。
ポリゴン2@進化の輝石
性格:図太い 特性:アナライズ
191-x-156-125-117-80 (244-x-252-x-12-x-)
イカサマ/冷凍ビーム/10万ボルト/自己再生
ペンドラーが退場した後に出したバシャーモがボーマンダの起点にされゲームセットすることが多く、重いメタグロスやボーマンダ等にカビゴンより安定して後投げできるので採用した。ミミッキュをイカサマで処理するために特性はアナライズにしている。
<後語り>
今シーズンで増えたカバルドンとそれに対してのカプ・レヒレが多く少し向かい風だったと感じた。それらに対して様々な補完枠を試したが勝ちきれることがなくシーズンが終了してしまった。SMになってから3期連続で2000に乗ってきてS4は2100を目指そうと意気込んでいたが悔しい結果となり、S5はもっと頑張ろうと誓った。
参考にした構築がとても良い成績だというのに私の成績が良くなかったことは、間違いなく私の実力不足である。ペンドラー+ボルトロスの並びは間違いなく強かった。
<謝辞>
途中からペンドラー軸毒菱パを一緒に使ってくれて、補完枠の相談に乗ってくれたGU君ありがとうございました。